住川幸のお気に入りの歌一覧
あまおう
二度寝して夢の続きがあるのなら うなされたって きみが出てこい
23
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香月春
忘れたと言わせないけど忘れたと言いたくなるよな恋をしていた
4
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咲耶
鬼ごっこ逃げ切れなくて振り向くと君がそのままどんと抱きつき
4
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みなま
後にきて先に老いゆく猫どもに早く早くと急かされている
13
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おとめつばき
雨粒が全て流してくれたらと雨にあたるも流るるは泥
3
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松本直哉
天窓ゆあはきひかりのふるあした味噌甕のみそしづかに熟す
7
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風花
散り敷いた桜掃き集めたバケツ傾け子らは歓声あげる
13
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水海はるこ
校庭に遊べる子らが消ゆる日も百葉箱は黙して立てり
9
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ユキ
宵闇に包まれながら粛々と薄紅の葬儀は続く
8
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解夏
好き嫌い交互に散らした花弁を両手で掬って呑み込むような
5
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亜梨
ひさびさにマニキュアでもと思ったが除光液しか出て来ぬ夕べ
4
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五月が丘はさみ
オッケーのかたちで浮いて救われる背ワタを取らず海老を揚げれば
7
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K子
つるつるの陶器のような人になり君にガシャンと割られちゃいたい
5
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あまおう
まったりと 危険な色気 孕みつつ 先週買った 苺大福
19
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己利善慮鬼
失いし栞を探す旅に出て電車に揺られ読み終わる本
6
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解夏
日曜日鼻を抜けてく唐辛子はお一人様のアラビアータ
7
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詠み人知らず
花壇では春一番に草の揺れ花は咲かねど歌を詠めよと
6
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暗黒ティラノ
「最終に遅れちゃ駄目よ」親友とバス停などない夜の三叉路
2
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よつしい
橋渡る鮮やかな海見に行こう「ですか」はどこにあぁここですか
3
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秋日好
メトロノーム 針はワイヤー巻きついて身体も指もがんじがらめに
7
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