まがねのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
涼やかな氷のふれる音のして喉もとすぎるサイダーの泡
17
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たんぽぽすずめ。
少しだけ雲間へのぞく星粒は嬉し涙に見える七夕
24
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詠み人知らず
背伸びして届いてしまうものならば憧れたりはしない夕星
18
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つねこ
片麻痺の夫の介護で思い知る吾の生命の汚きことを
12
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みん
何分も迷ってたのにパソコンはためらいもなく送信しやがる
23
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ふきのとう
鈴なりの青き林檎の実によせる初夏の日差しはやわらに見える
10
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詠み人知らず
いつからか貴方の面影うすれゆく赤い金魚のゆれる水槽
20
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へし切
ままならぬ浮き世にあれど上を向き生きよと諭すひまわりの花
49
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ながさき
群雲の 隙間に見えた 上弦の月よ弥増し 光り輝け
22
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inosann
靄かかる駿河の海はあやふやで定かならざる天との境
25
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猫又
足あとに そっと鼻先つけてみる 思い出なんか浮かびもせぬが
10
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みなま
だいじょうぶ時々来るねと覗き込む蝶々だったり蜜蜂だったり
11
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住川幸
右頬にぽたりと落ちた一粒は向こう千年降り続く雨
8
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ふきのとう
七夕に生まれし君は星空を見上げて誓う 幸せにすると
12
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あまおう
梅雨空に まやかし灯る 月と好き 滲んで消えぬ きみの戯れ言
29
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聴雨
墨の香をほのかに纏ふ筆とりてゆく六月の風をしたたむ
26
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詠み人知らず
梅雨空がことに激しく泣く夜はなだめるように愛してほしい
17
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紫草
濃やかな初夏の光のこぼれ来てきみの額で風と戯る
14
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紫草
怒るのも嘆いてみるにも力要りパワー不足な穏やかな日々
23
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紫草
雨上がりの光り眩しき朝だもの喧嘩はせずに夫を見送る
23
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