まがねのお気に入りの歌一覧
すばる
いつまでも私の物にならぬ人待ってられずに一人で歩く
24
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みやこうまし
認知妻オットセイのごと這い廻り 椅子を掴んで「ハイ」立ち上がる
12
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詠み人知らず
川の中投げ捨てられた自転車の哀しいほどの鮮やかな赤
21
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聴雨
久方の雨に寝覚めしのこる夜の置きて忘れし夢を結ばむ
15
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聴雨
くろ紅の夏より秋へ移ろへるよろけの空を織りわたる星
5
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小林道憲
わが村の小道の先に家ありて 青き山々煙立ち行く
26
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灰色猫
音符から 蛙になって 夏の夜 ふたたび音符を 奏でる蛙
32
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詠み人知らず
心の臓ハートブレイク無礼にも 他人の傷に塩を塗ります
10
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すばる
八月の突き刺す様な日差し浴び海岸沿いをカモメと競争
17
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由良
オリンピックの旗手のように誇らしげ坊やは青い風船掲げる
9
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すばる
お土産のアイス一つで咲くような笑顔に変わる夏の幼子
34
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みやこうまし
わが影も陰に入れば消えうせて 動けどみえず色即是空
15
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詠み人知らず
何食わぬ顔で吾みるこの猫は私のシシャモ盗んだくせに
13
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浅草大将
みほとけに結ぶえにしのからにしき日もまた月も光ひとすぢ
5
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ふきのとう
炎天下に人影見えぬ午後三時わずかにそよぐ北風ありて
12
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みやこうまし
北方の北極星が我に問う 生き方の軸狂い無きかと
15
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浅草大将
やまとへと逃れ来たりて身はおみにくだらの君も神となりつつ
11
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すばる
キラキラと太陽君に降り注ぐソーダの瓶はどこまでも夏
25
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詠み人知らず
三日月が流れる雲間に見え隠れ 鳴らないコール待つ長い夜
18
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みやこうまし
行き当たりばったり老いの日常は錯誤で終わる事の多かり
14
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