今村りいこのお気に入りの歌一覧
あき
この鯛を釣り上げたいので手始めに海老を一匹探しに出ます
17
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たんぽぽすずめ。
雲の間に斜光の降りし階段へ天使を見たり収穫の秋
22
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たんぽぽすずめ。
麗らかに揺らす焔はつかの間で許す他なき曼珠沙華なり
8
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たんぽぽすずめ。
全校で「証」歌うが頑なに歌わない子も居て悲しみが増す
14
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まるえふ
だんじりの太鼓の稽古鳴り響く公民館前会社の帰り
9
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七色コイン
ひねくれた僕でも恋をするみたい 太陽だけが僕を突き刺す
20
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恣翁
シャンパンを 次々と抜く 音に似る 打球響けり テニスコートに
20
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恣翁
夜の静寂 破る口笛 風に乗り 空しく屋根を 越えて消えゆく
23
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たんぽぽすずめ。
遠い日と詠みたい今が絡み合い短歌専用シナプスが萌ゆ
16
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たんぽぽすずめ。
沸き上がる今を詠まねば両の目も心も秋が包んでしまふ
24
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葵の助
一人称「こーちゃん」だったのに「僕」をすっ飛ばし「おれ」になった九月
12
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葵の助
友達がいじめる給食やだ全部嘘ほんとうはママが恋しい
4
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たんぽぽすずめ。
夕暮れの住宅街の丘に立つ五重の塔で古都ならむ多摩
12
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恣翁
縮緬の 月映す面に 浮く島は 銀盤の上の 巻貝に似る
17
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七色コイン
ひとつだけ願いが叶う瞬間を夢見て男二人バス乗る
12
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まるえふ
持ってると言われる人はそうでなく離さなかっただけなんだよね
13
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七色コイン
きみはそう太陽だった。闇の中、生きてた僕に光をくれた。
15
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恣翁
樟脳は 箪笥に潜む 思ひ出を 引き出すごとく 漂ひにけり
25
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恣翁
水底に 月輝けど 細波の 痕一つだに 水面にあらず
19
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葵の助
黙々と秋刀魚を食べる子の横で骨を取る我また声も出ず
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