今村りいこのお気に入りの歌一覧
まるえふ
for youが結局自分救うんだ損だの得だの屁理屈言うな
7
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恣翁
恐らくは 疫病神は 気の弱い 太宰のやうな 顔をしてゐる
23
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住川幸
朦朧と縺れる身体引き留める朝のホームで感ずる涯よ
11
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恣翁
水底の ゆらゆら動く 藻の森に 泡吐き月を 仰ぐ蟹達
22
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河のほとり
玉かぎる夕日のみがく白波の光にめぐる沖つ舟影
5
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浅草大将
錦なす秋野をふかく薫き込めて霧こそけぶれなな草の香に
19
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浅草大将
草まくらゆふべの月も寒からめつゆの宿吹く秋かぜの野に
19
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七色コイン
冬に言う きみはゆっくり 来てくれよ 冬が答える ままならぬこと
16
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七色コイン
柘榴咲く木から一房盗み食う 僕と似ているすぐ泣くところ
14
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七色コイン
しゃがみこみ名もなき花を愛でるなら僕の心は君だけのもの
17
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たんぽぽすずめ。
優しさを移して君が去り泣けど許すほか無き旅路を行かば
11
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たんぽぽすずめ。
寄り添えし優しい嘘は満ち欠ける月となるのが誠の強さ
20
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たんぽぽすずめ。
ころころとお湯の転がる母の背の白さへ帰る如く生きたし
24
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まるえふ
君はいつ俯く事を覚えたの君の笑顔は知ってるんだぜ
10
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あき
刈り入れを済ませた広い田圃には巨大マシマロごろり転がる
13
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まがね
大好きなあなたの名から一字だけいただきました大事にします
10
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まがね
年をとり独り身になった母なれど薄化粧をし写真に微笑む
32
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恣翁
土間に鳴く 蟋蟀の声 屋根の上に 昇り消えゆく 星月夜かな
22
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たんぽぽすずめ。
寂しげな目に気がついて指に乗る鸚哥の温し日曜の秋「あさ」
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あき
どれだけの気合い入れたか知らないで吹き付ける風 寒いじゃないの
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