紅桜のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
降りそそぐ 七夜(ななつよ)からの 贈り物 鮮やかなほど 君色となる
5
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詠み人知らず
壁越しに低く伝わるあの声に意識委ねて再度舟こぐ
4
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詠み人知らず
帰り道寒空浮かぶ七星に尋ねる現在のあの人のこと
2
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詠み人知らず
君が置く 好みの色の 配分で わたくしといふ 作品になる
10
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聴雨
夢に追へどなほもの遠き君が影月なき闇の深さにも似て
16
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詠み人知らず
優しさの 裏側にある 臆病に 君を待ち詫び 迷ふ花びら
15
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詠み人知らず
跳び越える 冷たく暗い 水溜まり 手をさしのべる 君へ向かって
8
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高島津 諦
小指だけ繋いでたから小指だけもがれる程度でさよならできた
8
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半格斎
きみ歩む後ろ追ひかけほたる火のしばのかげあり愛ほしきかな
6
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聴雨
ひとり居の心恋しや君がうた夕暮れいろの部屋の片すみ
10
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栞(しおり)
「好き」だとか「彼女にして」とか言わないよ いい子にしてるよねえぎゅっとして
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半格斎
あけ放つ湯殿の窓にながれ入る濡れたる風や重たきもまた・・・
7
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聴雨
闇の世を花道に変えた一枚の内定通知はモノクロでした
16
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詠み人知らず
萌ゆる樹々 銀の雫も 輝ける 青水無月の庭薫り立ち
8
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聴雨
むら雲にかくるる月の白うつしそぞろ君恋ふ半夏生かな
11
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聴雨
君が目に映りて歌となる風はわがまなうらの景色とならむ
18
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詠み人知らず
ままならぬ 一人の夜は 月夜見を 見上げて探す 君の眼差し
6
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聴雨
うす紅の桃一輪をかんざしに心ひとひら歌にしたたむ
90
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光源氏
子を載せて馬車は野を行く山を行くやさしき風が眠りを誘ふ
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ケンイチ
真緑の湖上にひとつ舟あそび夏は無口となり煌めけり
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