たつかわ梨凰のお気に入りの歌一覧
白亜
西日射す窓辺のきみのほほえみは 夕日の粒子と混ざって残る
12
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芳立
やすらけきまどろみの中けやき葉の冬に先立ち散れる日だまり
21
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トーヤ
「秋です」と最初に教えてくれたのは声も届かぬ高き青空
61
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まがね
頬殴る痛さに震え涙するそれを拭うは殴られし子の手
9
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花鳥風月
綺麗な蛾 蝶と間違うこの僕は正しいことがよくわからない
4
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元円
雨に濡れ川面を睨む白鷺のようにタクシー酔客を待つ
6
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ゆみうさ
ごく近い未来は素敵になるでしょうスタバできみに待たされている
29
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住川幸
神無月 雲の切れ間が暗喩する先を探して空を見上げる
7
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白亜
皆ねむる土曜日のあさ 影ひとつ うけとめてくれるアスファルト
14
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薫智
堕ちてゆく星を眺めるだけでした何もできないことを知りつつ
6
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足立
こわい世界ぼかしてくれたこの視力でももう星がよく見えないよ
7
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ゆみうさ
うす雲のむこうの月はこうこうと呼びあう恋をさみしく照らす
12
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あき
山肌が紡ぎだしたる白糸は長き旅ゆく水のカラバン
27
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河のほとり
おもかげにかなしき秋のくれなゐよいづこの里も曼珠沙華咲く
9
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たんぽぽすずめ。
寒き夜を詠めばあなたの想い出も呼んでるようで半月の我
12
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詠み人知らず
「つまらない大人になった」我々は それが悪くもないと気づいた
8
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詠み人知らず
そぼち立つ花にもかげのおくみえて満ちたる月はかけながら落つ
25
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さくらこ
流星は第三楽章にて死せりデクレッシェンドに鈴虫泣けば
3
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さくらこ
蟷螂を染める朝焼け もう人を欲しがらないでいい秋になれ
12
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あみー
どこまでも昔の方へ突き進み史上初日の出を見に行こう
5
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