れおのお気に入りの歌一覧
本間紫織
はみ出したひとりとひとり触れ合えば部屋の窓から星がこぼれる
4
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木綿
意味のない不安消すため意味もなく九九を唱えるしろくにじゅうし
5
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しづく
潮風を睫毛にうけて てのひらをふわりとほどき夏を待ってる
2
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風蘭
憧れの歌集をなぜか見つけた日背中に羽根が生えそうな午後
21
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しづく
釣鐘を束ねたような花だった別れた道に咲いていたのは
5
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こはぎ
日常の隅に転がる原石を拾い集めてときめきとする
11
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こはぎ
つま先も髪も素足も整えてただあのひとに壊されるため
11
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こはぎ
傷だらけだから赦せることもあるふたりに夏の陽はやわく降る
7
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薫智
不器用で傷つく位真っ直ぐに生きてる君が僕は好きです
13
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本間紫織
雨垂れができる過程を眺めては傷つくことを許されている
5
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佐藤晴
帰りゆく足音波にさざめいて街の機能を飲み込む駅舎
5
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本間紫織
去る人の涙はきれい過ぎるから夕陽よ早く焦がしてしまえ
2
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こはぎ
声が聞きたいっていつもわたしからしか言わないね もう言わないね
4
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しづく
右耳に空の悲鳴がなだれこむ泣きたいときは一緒に泣こう
5
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田中ましろ
行くさきを雲にたずねてしばらくは誰のものにもならないわたし
23
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こはぎ
満開のさくらさくらよこんなにも正しい恋をしてみたかった
6
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たそがれ
この願い 天まで届かなくていい 君まで届いて 頷けばいい
7
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佐藤晴
処方箋「食後にかならずバファリンのやさしさがわの半分を飲む」
2
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佐藤晴
傘のなか侵食してくる雨 これは涙じゃなくて雨なのよ、雨
3
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佐藤晴
しあわせな君の寝息を妨げる権利をください ただ僕だけに
7
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