れおのお気に入りの歌一覧
本間紫織
順番に絡ませあった手のひらが開花してゆく それだけのこと
10
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しづく
爪の上花をいちりん飾る夜あの子と彼は温度をたどる
5
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風蘭
触れた手の追いかけっこが始まった逃げる親指追う二本指
9
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七色コイン
触れたのはきみのせいだよ。だってほら、泣いているから黙ってるから。
12
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風蘭
雨上がりあかるんだ空透きとおる水たまりから虹を見ていた
14
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本間紫織
青空を蹴り上げたくて漕いでいたブランコ きっとみんな正しい
6
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しづく
きみのいる窓から見える夕暮れをいま切り取って十秒貸して
6
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薫智
薄紅に花が染まってゆくように僕らの恋に色がついた日
8
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しづく
ぷくぷくのほっぺをつつく昼下がり思い出はまだ鮮やかなんだよ
5
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薫智
好きだからとても世界が優しくてやわらかくってドキドキしてた
8
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本間紫織
すみれってひらがなで呼ぶ人がいて閉じてた窓が開け放たれる
5
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本間紫織
ハチミツに四つ葉と夢をつめ込んで君よ誰より幸せであれ
6
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薫智
風に舞い春のカケラが散ってゆく儚い希望心残して
6
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たそがれ
思い出の数より 傷が多くても あなたを思い出すときは笑み
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風蘭
黄昏にたたずむ猫がもうちょっと撫でて撫でてと足元まわる
19
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本間紫織
「大人」だと思ってたんだ「好き」なんて澄ました顔で言えちゃうくらい
4
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本間紫織
叶わないモノが恋だと思ってた 三つ葉につける葉っぱを一つ
6
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本間紫織
ぱらぱらとこぼれて落ちた砂たちはあの日眺めた星の涙だ
4
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本間紫織
探してた答えは胸の奥だってひかりの海がおしえてくれた
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本間紫織
言葉にはできないものが溢れてて笑って泣いて揺れていたんだ
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