れおのお気に入りの歌一覧
本間紫織
いつまでも開けられずにいる瓶の蓋ストロベリージャム静かに眠れ
5
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本間紫織
トイレットペーパーの芯みたいにさ最後になんか残ればいいよ
9
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詠み人知らず
バスタブに溜めてあるのは僕の愛 きみが浸かればそれだけ増える
19
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詠み人知らず
心から愛しているという嘘が たぶん世界でいちばん多い
21
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裕二
行き先は水族館にしましょうか海には戻れぬ僕らですから
47
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裕二
じょうぜつなあなたまんまるねこのめがなにがほしいかくちよりしゃべる
2
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はな
「またね」でも「さようなら」でもなくきみが選んだ言葉は「ありがとう」だった
10
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しづく
きみにさえ届けばいいとうたってもなお届かないきみだけにまだ
6
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木綿
いまふたり子どもになって話そうか恋や愛とか性など忘れ
4
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しづく
なにげなく二つ揃いで買ってしまうお茶碗、きみはもういないのに
4
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山本左足
悪夢よりはるかに悪夢目が覚めることが悲しくなる夢なんて
6
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しづく
きらきらと川に染み込む月の道永遠なんてないと知ってた
5
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あき
ひとすじの雫がつたうほっぺたにやさしくふれる春風のキス
18
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七色コイン
詠むことが辛いんじゃない辛いから 詠めると思えそこで泣くなら
26
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詠み人知らず
周波数合わせるようにざわめきの中で君の声だけを聴く
33
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白亜
好きだよのただひとことに染められて蕾をほどく夜明けのさくら
24
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しづく
夕焼けを爪に落としてまちわびる君のうまれた日の涙とか
5
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しづく
故郷の桜はいまもむすばれたつぼみのままであわいのだろう
6
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本間紫織
折りたたむ うで あし こころ 春めいた予感がここをノックするまで
5
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本間紫織
膨らんだ蕾がひらく あちらにもひとつ小さな胸にもひとつ
6
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