ねずみのお気に入りの歌一覧
おおみはじめ
何事かはじめてみれば費やした無為の時間があまりに長い
4
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みみ松
にごり池力尽きたる青梅が水面を叩き金魚を誘う
9
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芳立
九条を一字一句も変ふまじと言はば飛鳥の憲に還れや
7
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ベイジー
父探し流す涙に母の「闇」 せめて私が「光」となるんだ
20
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おおみはじめ
井の中の蛙そろそろ湯の中の蛙と言っていいような気する
2
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光源氏
生と死は隣り合はせにあるものぞならば現世を突き進むのみ
10
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おおみはじめ
しみじみと思いを馳せる大長江つもることのは河に捨てたり
5
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おおみはじめ
ヨルダンの夜だんだんとふけてゆく国王誇る橋の灯を見る
8
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光源氏
今日だにも言問ひせむと惜しみつつ山路にまどふ春のこときれ
9
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光源氏
移りゆく心の花に明日香風明日は闇とも知れどながめむ
10
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紫乃
あなたから十も百ももらってる「好き」の甘さを返せぬ十五時
4
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詠み人知らず
呟いた 竒麗な言葉 嘘の香 我が舌の下 卑屈が匂う
2
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詠み人知らず
蒼天に見えぬ光の届く日に地にて我らは十字を切らん
9
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詠み人知らず
請うたなら菩薩は春の地に降りて迷い子あつめ抱いてくれろか
17
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おおみはじめ
卒塔婆の一つであったわが歌に息を吹き込むうたのわの人
6
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芳立
眺むれば足もと見えず辛き瀬を幸となすべき一すぢの道
14
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リンダ
ウラジロの由来は共に白髪が生えるまでとは夫婦が嗤う
4
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敷島ヤマト
死んだ時世界のひとの何分の一が涙を浮かべるだろう
4
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只野ハル
質量保存則により僕を構成した原子が受け継がれる
3
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柊子
気づいてよ 気にしてないの 裏側を傷つかないと 思っているの?
4
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