みやこうましのお気に入りの歌一覧
へし切
すすき野をすずろ歩けば秋の空ぬける碧きに浮かぶ言の葉
26
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へし切
月白に浮かぶ三日月さびしげに俺もお前もいつも独りぼっちで
24
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へし切
懐かしきサクマドロップのその中でいつも残るは薄荷の飴玉
23
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半格斎
茫茫の枝に紫 実のあまた さ庭の式部や秋は更けゆく
17
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只野ハル
特にどうと言う事のない一日が何となく終わりそうだね
9
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秋日好
開襟に下のTシャツ覗かせて鎖骨の線が男を主張す
20
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へし切
読むほどに三十文字余り一文字の声が聞こえるそれぞれの日々
31
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ラベンダー
前も見て 上下も見ては 後ろ見て ぐるっと見渡す そう、生きるとは
30
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滝川昌之
月のない闇夜を待った鈴虫の告白タイムはクライマックス
30
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へし切
手にとればこぼれ散るとや散り萩に若きに去にし君かさね見る
33
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ながさき
ハマグリと マテ貝採りに 祖母と行く 潮風薫る 白砂の浜
29
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へし切
流離へる天のまにまに浮き沈みままならぬ身もまた楽しからずや
31
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灰色猫
葉の月の恋に破れた蝉たちは枯れ葉に紛れ滅ぶのですね
23
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夢士
一夜明け大空高く鳶の舞ふ祭りの里の彼岸花咲く
24
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へし切
秋夕焼 明日は晴れると雲が言ふ こころの空も晴れるといいね
33
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紫草
ひらひらと聞き流す耳とがめる耳使い仕分けてふたひら疲る
17
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へし切
風の中 金木犀の香りして 帰りたき里 戻りたき時代
29
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滝川昌之
愉しげに朝のちぎれた雲の中 紛れ込んでは消え残る月
27
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灰色猫
叶うならお前も秋を鳴きたかろう絶えゆく星の如きほたるや
24
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吉野 鮎
雨あがる朝を鶺鴒小鳴きして憂きことどもをしばし忘れむ
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