みみ松のお気に入りの歌一覧
浅草大将
かふとても今やふところさむしろに夏の衣をうちの橋ひめ
12
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芳立
かさね着も木かげもいらずたふれなばけふは死ぬるに打つてつけの日
9
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浅草大将
陸奥はわれに遠しも歌ごころどこにいで湯の寂しき見れど
14
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恣翁
やはらかく 湯気を照らせる 射し込む陽 朝風呂の湯の 匂ひ満ちたり
23
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芳立
前よりもいい町にしてやるのだといはで語れる同胞の立つ
14
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恣翁
凱風に 亡母の苦労を 偲びたり 我生前に 安んずる莫し
22
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光源氏
今はただ涙で濡るる袖の月うつりはてたる影にまどひて
9
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光源氏
わび濡れてさても心はいやせまじ憂きよをあかす夢の川霧
7
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光源氏
もろともに命を捨つる湊川ななたび生まれ君に報ゆ爲
9
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光源氏
しらなみの寄すれば寄するさざれ石の跡なきものと知れど尽くせり
11
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光源氏
世の常のもの思ふ君の袂には明石のうらの月のわび濡れ
10
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芳立
御祖よりつたふるままに平らかの国を願へる泉なりけり
16
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半格斎
萌え初むる緑は逆さに映りにし代掻き終えし水鏡かな
12
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詠み人知らず
いにしへの涙の数も鳴く声をけふより増せよ山ほととぎす
8
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恣翁
冬の夜の 凍れる月さへ 一輪の 梅が香立てば 温かく見ゆ
25
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恣翁
これからの 三千世界の 道標 初心に謙虚 忘れざるべし
19
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恣翁
幸いは 喰うだけ喰って 豚のごと 鼾を掻いて 熟寝すること?
14
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恣翁
残りたる 卓布の上の 玻璃の酒 半透明な 影を震はす
23
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恣翁
人間て すごいと思ふ あんな目に 遭っても耐へて 立ち上がるから
22
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恣翁
何処より 来たる薫風 庭を吹き 樹陰を好む 鳥飛び立たず
22
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