みみ松のお気に入りの歌一覧
芳立
潮騒にいらへもせずや天ちかき島のいはねになれ果てにけり
5
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ふきのとう
五日ぶり顔合わせればわが膝にちょこんと座る孫の重さよ
10
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詠み人知らず
曇りあへず月影もなき夜はふけて闇きこころに五月雨ぞふる
6
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詠み人知らず
春すぎて散るをや惜しむ白月の花に身を借る枝の間の影
12
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浅草大将
過ぎし春に残る思ひをたち花の香こそは匂へけふ夏は来ぬ
14
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芳立
ひさかたの天にちかしときく音に問へど解かれず波は打ちつつ
9
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芳立
はからひの値札はいらずたまきはるいのちのうたにことのねぞなき
6
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芳立
疑ひのなき心には信ずとふ水泡も浮かぬ池のしづけさ
10
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恣翁
蜘蛛の巣の 支柱となりし 疎らなる 籬に花の 落ち尽くしたり
22
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ふきのとう
山椒の香り高きを田楽に夫の好物作るたのしみ
5
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ふきのとう
あきらめと苦悩の続く被災地に朱のカーネーションは慰霊の花に
13
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ふきのとう
月出ずる満水の田に響けるは命繋げるかえるらの声
7
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芳立
永遠の十六歳はアメリカで運転するの愛車カローラ
9
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浅草大将
山もとは霞む眺めに変はらねど夏こそ霧とともに立ちぬれ
14
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浅草大将
愚痴ばかりたらたらちねの母の日はせめてきくでも捧げたいけど・・・
16
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半格斎
みちのくに春は居坐り野に山に辛夷さくらは競ひ咲くらむ
13
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半格斎
母慕ふ子等から屆きし花の香のたゆとうしじまや夕餉を終へぬ
11
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芳立
逢はませばあらましものと浅き瀬に絶えぬ驕りをなれや笑へる
7
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ねずみ
離れても けなげに咲いた 花である子のしあわせが なにより嬉し
6
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ねずみ
死の旅路 持ち行くものは 想ひだけ記憶の中の君を連れてく
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