柚々のお気に入りの歌一覧
在原紀之
あまりにも綺麗な夕陽だったので言葉に出来ず歌にも詠めず
13
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十六夜
ヒヤシンス小さな花にひとつずつ込めた想いをあなたのもとへ
6
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ちとせ
たがためかそそとまといしゆきげせう はるきたりなばけなましものを
4
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透
好きだよと告げられた先にあるものを探して迷う地図のない島
7
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透
ひとりごと何度も口の奥で舐める「きみを愛することにしました」
6
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あどりあん
時巡りわだかまり消えまた出会うこの先共に夢描くため
7
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げしゅと
名付ければ愛恋情欲あるけれど実際のとこ傍に居たいだけ
7
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詠み人知らず
わが身をば虫に借りせば詠まましを出でし地獄の春の愛しさ
3
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浅草大将
春なれど心さむきに耐ふる夜はせめて思はめふるさとの花
20
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詠み人知らず
真っすぐに目を見て話す人柄に責められ逃げ場失い黙る
13
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光源氏
移りゆく時の流れを思はざるいとしき人の月の明かりに
28
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詠み人知らず
誰しかも思ひ初めけむ行き返りわれ唐崎に立てる細波
8
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光源氏
いつまでか心あくがる野辺の草しぐれ心地にひそむ月影
6
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聴雨
紅の思ひほどけて花ぶさはまろびて白し春のひだまり
13
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みみ松
啓蟄や雛に虫よけ入れつつも家の姫には効き過ぎぬよう
12
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ヘナコ
野良猫が賽銭箱の上に乗り神の代わりに鎮座して春
10
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詠み人知らず
強風に倒れし今朝のジンチョウゲ起こせば強き香りを立てる
20
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横雲
末黒野に降る糠雨に草萠えて忍ぶる色に袖も染まりぬ
8
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狭霧
掛け渡す衣桁の衣に伽羅の香と涙とどめて一年を経る
10
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聴雨
三つの季をともに過ごせし雨蛙春ふたたびの外界を知る
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