緋色のお気に入りの歌一覧
南 骸骨
糸月よそんなににんまり笑うなよ何かを落とした気がする夜道
31
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詠み人知らず
前を行く豊かな髪と丸い腰 なんだかみんな生きているよね
16
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恣翁
木枯らしに 解れし髪を掻き上げて 伏し目の吾娘は 何を笑まうか
33
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みやこうまし
時雨去り残る雨あと水鏡小枝写してもみじ葉揺れぬ
12
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偽嫁
積む雪に灯ひとつ夜を待ち廃路の道を寄り添い歩む
7
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デラモルテ
信夫山錦を纏ひ絶え絶えし戀ひが音聞こゆ雅樂にも似て
7
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紫草
幼子が立ちて喜ぶ傍らに這いたる姑を今日も励ます
15
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あまおう
光の実たわわに揺れるもみの木を見上げるきみが一番キレイ
20
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浅草大将
涙川いかでか人に見するべきこころにふかく凍りはてては
14
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白亜
しろき蝶 夜にだけ咲く花のごと闇のあはひに溶け消ゆるかな
7
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大山蓮華
ねんねこと母の匂ひに包まれて夢の中まででんでん太鼓
13
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桜園
大根切る音に目覚めし幼き日味噌汁飲めばふと思い出す
18
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桜園
もみぢづる枝を搖らしていく百舌の落としていきし楓ひとひら
21
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恣翁
宮の灯に誘はれ 酔ひて彷徨へば 雁が音高く 月に声有り
33
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詠み人知らず
悲しくてバス待ちの列が延びてゆく 半端な闇が地べたにあった
16
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ふきのとう
金色の銀杏並木は外国の絵画見るごとしばし佇む
15
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詠み人知らず
頭から布団を被り闇を着て すべてが怖い三年でした
16
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浅草大将
道を問へどむなしき空よさもあらばあれ野は風によぶ声もなし
12
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柊子
春眠に 耐へられなくて 眼鏡取り感じる風に 夏を見てゐる
3
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あき
今日は、、そう!仕事でミスもしちゃったし!(ポテチを空ける理由を探す)
19
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