ちとせのお気に入りの歌一覧
龍翔
「救いようないよ」と君は言ったけど、救う気なんてなかったはずだ。
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龍翔
ジャイアントパンダの白と黒を入れ換えても可愛くなるのだろうか
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龍翔
トーストを咥えたままで外出をする勇気ならあるのだけれど
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龍翔
もう二度と打つはずのない君の名をまたケータイが変換予測
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三沢左右
あなたとの最後のメールはできるだけ、さりげないものでありますように
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三沢左右
花の名を知らない僕の掌の中の花をあなたの名前で呼ぼう
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悠々
釜あげを大鍋で食う冬の夜の湯気にぶつかる箸と情熱
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悠々
きみよりもステキな女はいないから今夜もツタヤで三本借りた
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悠々
万物の中に純白無しというわれの心にあるわけもなく
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悠々
うた詠みはどこか頭がオカシクてひとに云えぬこと書いてたのしむ
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悠々
雜草といふ名の植物なけれどもまがふかたなきわれは雜草
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悠々
やわらかな膝を枕の耳そうじきみにもらった至福のひととき
23
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悠々
六月の雲踏む足の裏痒し新しき靴の旅を夢見む
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只野ハル
階上の君の窓辺にともる灯を少し明るく夜景に描く
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只野ハル
登校の子らを見送る雪だるま夕べを知らず跡も残らず
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詠み人知らず
つれもなき曇りの空の人なれば涙に滲む薄墨の文
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詠み人知らず
田の畦をそぞろ歩きに口笛で吹くなつかしき スカボローフェア
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只野ハル
そうだ不幸だ絶望するほどではないが誤魔化せるほどでもない
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たんぽぽすずめ。
どしゃぶりに愚痴をこぼして足元の花へごめんと言ってしまおう
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たんぽぽすずめ。
いつまでも開かぬようなじれったい蕾のための 歌のひとひら
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