海生ろらびのお気に入りの歌一覧
狭霧
心なき風いざなえば散りそめし花のさだめの儚かりけり
12
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笑能子
春の陽よただ穏やかに降り注げ先ずはひと時安らぎの為
11
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まるたまる
好きという気持ち無くしたわけじゃないだけど歌にはできない今夜も
9
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都季
神様の消えた世界で僕たちは正しさ以外の基準を作る
15
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狭霧
濃く薄く桜霞の吉野山千本の枝のさんざめくかな
10
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たえなかすず
激情と呼ぶにはふたり若すぎた あなたの後ろ姿に氷雨
3
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光源氏
あひ見ねば袖ぬれまさる薄墨の心に染むる花の移り香
17
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みやこうまし
おおないに散りし命のいくばくか桜の散るに埋もれ涙す
7
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詠み人知らず
空低し まだ伏し目がち桜咲く 呟き声を童らひろう
7
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芳立
自粛とはなにをいはきの同胞もともに愛でなむ武蔵路の花
19
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光源氏
君がため淡き心で侍りなむ夜更けの櫻うつす燈火
9
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光源氏
櫻花 夢に語らく御明かしに我が袖濡るる春の夕暮れ
11
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恣翁
春長けて 緑萌ゆらむ 故郷に 何時か還るを 月や照らさむ
29
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詠み人知らず
分かたれぬ影の寂しきゆふぐれにのこる春日の山桜かな
11
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三沢左右
夜の闇の暗きにくらき闇のうち光る瞳は日の方を見る
7
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三沢左右
春の夜に似合はぬコート真黒ければ星に灼かれてひらやかにあれ
14
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ぐるぐるフルール
春告げる黄色い風は柔らかく何処まで続く菜の花の道
10
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トーヤ
秒速でひらひらと舞う桃色を忘れてしまう車窓の黄色
9
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水島寒月
風暗き冬はやうやく去りにしが春切なけれ思ひのほかと
4
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みやこうまし
しなだれて池にふれける糸ざくら鳥がゆすれば水の輪えがく
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