あんてのお気に入りの歌一覧
ライテウ
「きっとわたし、星が好きです」という君の首のあたりでほろびる珊瑚
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ライテウ
機械でも翼は持てる 六月の雨にふられて かなしい顔で
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ライテウ
少しずつ解体されてゆく星座 きみもいつかは白鳥だった
6
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詠み人知らず
ケータイの電波が繋がらないのです無重力の海漂うばかりで
3
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ライテウ
この明かりあのひかりにもある命深夜北上すれば ふたりで
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ライテウ
五月には似合わぬ祈りもあるのだろう よこしまな祈り例えばカッターナイフ
2
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卯月
限りなくわたしは少女開演のベル鳴るまでのほんのひととき
7
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卯月
子ども用かぜシロップを飲むような甘く気だるい金曜の午後
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緋色
肉体を失う夜にカラスらが極彩色の涙を流す
5
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友
「約束よ二十歳になったら死のうね」とあの頃わたしは少女でした
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詠み人知らず
「あんぶれら」告げる彼女のくちびるに陰なしひどくまぶしい日傘
6
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詠み人知らず
えんえんと待ち続けてるドーナツの覗いた穴から雲が逃げてく
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涼谷深智
ねえ早くそのお話の続きなら悪夢の中でも構わないから
2
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ライテウ
百ぱーせんとオレンジジュースは透かさないこのゆうぐれにきみの気配を
6
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よかった太郎
エジプトに行こう右手の分までも頭の中の風鈴のことも
4
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ゆべし
真っ昼間真っ赤な電話の向こう側侏儒のひしゃげた笑「ハローミス・・
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緑里
無慈悲にも愛情にも似た哀しさの響きを持った銃声を聞く
6
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緑里
深海をデートしましょう手をつなぐシーラカンスの幼魚になって
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緋色
少年が水栽の花、植え替える 囚われの姫助けるように
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悠々
唄わせてくれよ淋しい春だから 別れの春の君送る歌
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