竜胆のお気に入りの歌一覧
螢子
万葉の郷は一面銀世界家持のうた思う初春
19
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キノシタサトル
二時過ぎにセブンの裏でのら猫がため息ついていたから末世
3
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薫智
外でたら耳が冷たくなってきたバスの中でも吐息白くて
7
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狭霧
こたつねこ汝は知らじな身は凍え指の悴む冬の水仕を
10
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お菓子
星月夜ふくろう探し聴く音は夜を忘れるエレクトロニカ
10
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恣翁
若人の 鋭利なれども 繊細な 真似をゆるさぬ 感性に酔ふ
25
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ふきのとう
ゆずの香のぷかぷか浮かぶ湯の中に息災願ひ体沈める
19
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やぐるま
一億の渡り蝶たち南下して妖精王の凱旋謳う
7
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芳立
一年の苦労をミクにねぎらはれ茄子を肴にルカと飲まうか
8
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ライテウ
ぼくたちが友達だったあの夏の白線はまだ残っているか
6
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狭霧
立ち込めしヒバの匂いに添う柚子の清かに馨る朝の湯殿は
14
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山桃
起きている夢をみている人起こす夢とも知らぬ無限回廊
6
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お菓子
ねこずるい器量よしでもわるしでもどっちもすてきねこずるい
7
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まるたまる
気がつけば夜のことだけ歌う日々昼間もちゃんと息はしている
10
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リンダ
それぞれの満月洗う雨の夜いくつの歌が今夜生まれる
12
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影間
恥じらいの行方不明な嬢ちゃんを恥じらいつつ見るおやぢの色香よ
4
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詠み人知らず
石畳 似合う路地裏 人知れず そっと寄り添い 暮れてゆきたし
4
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芳立
ため息をひとつところにあてられて冬のこころの低温やけど
13
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山桃
きれぎれの言葉は空に薄雲の夢ともいへぬ流流草書
14
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影間
25点フェイスと思って10年目ぼくには100点と言う猛者あらわる
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