竜胆のお気に入りの歌一覧
芳立
マリアより保護者各位へ ご子息のベッドの下は掃除しないで
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もなca
「きさらぎ」の響きが好きと言うきみとたどる川辺の水面きらめく
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ふきのとう
病室の母を見舞えば手招きし小箱の菓子を吾にくれたり
33
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ふきのとう
わたくしは毒舌なるも前向きに生きるあなたを愛しています
23
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うさぎ
あの人の言の葉ぜんぶに ぐさぐさときずつけられる それもいいかな
6
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うさぎ
窓際でたそがれているあの人の髪をなでてくまるい太陽
17
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もなca
その先に夢見たものを散りばめてひかり明るむ一月の空
15
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もなca
診察を黙々と待つ人たちの景色に母と我も溶けこむ
17
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もなca
気づかずに通り過ぎれば甘き香で吾を呼びとめる水仙の花
20
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浅草大将
冬ざくら雪に散らふは見えねども花ひとひらの春ぞあるべき
16
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ふきのとう
美しき文字書く友の横顔を思い出しつつ賀状手にとる
19
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紗月
初彼女できてにやける弟の肘を小突いて姉もにやける
11
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ゆか
どこからが恋なのだろう黄昏にあの人の指思い出してる
3
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詠み人知らず
各々の故郷もありて年の暮れ里想う人里帰る人
13
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まぽりん
あまたなる命を糧に万代を継ぎてぞ人は生きながらふる
34
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南 骸骨
はだしのゲンバイブルとしてグギギなる耐える擬音が脳裡に居座る
8
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まがね
メモの上「おかえりなさい」「先に寝ます」隅にひまわり「明日もよろしく」
13
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芳立
つひにわがチャンスの風に揺れてゐる君がばつさり切つた黒髪
7
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詠み人知らず
たらちねの母に抱かれし心地する ホットミルクの甘きまどろみ
12
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麻倉ゆえ
遠い日の歌を詠むため思い出す頭に触れた手のひらのこと
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