あどりあんのお気に入りの歌一覧
浅草大将
現せみの世の有様のさもあらばあれ野にもあれ彼岸の花は
14
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浅草大将
藤ばかま誰がきぬ衣に脱ぎ捨てて置くや名残の玉のしら露
13
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浅草大将
谷かけてましらの霧のわたりては人は通へじ甲斐のさる橋
7
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悠々
リアカーの一台に足る人生を 積んで明日へと牽く瓦礫村
28
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浅草大将
荒れ寺もおのづからすむ月あれば法の光のもりぞ絶えざる
16
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芳立
秋分けて空はさびしさまさりゆく寂ならざる此の岸のうへ
17
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浅草大将
尋ぬればむかしの春の跡もなくただ秋かぜのやま吹のさと
26
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浅草大将
夕されば風の呼び声野に満ちて尾花ことごと月まねくなり
16
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浅草大将
野を分けて花をたづぬる雨かぜを心あらしと人や言ふべき
24
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悠々
敗戦の声幾万の残留児・澄子孤児のたたかひけふはじまりぬ・悠
18
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悠々
蟷螂のはだかる道や秋の風・澄子行くてに守る子らのあるらん・悠
19
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浅草大将
秋野辺に色とりどりの花咲けば声も千ぐさの虫ぞ鳴くなる
17
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浅草大将
その昔誰もが視れど飽かねさす日こそ照れびの輝きや何処
20
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悠々
僞善者と己れをそしることはない花には水を人に情けを
17
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悠々
貧窮の果ては星洩るトタン屋根ひぃふぅみぃよー、夢の数々
13
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半格斎
濃紫ひと色のみのあさがおに他は無しやと息吹きかける
12
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浅草大将
海ばらに霧のしら浪たつひ崎たつきも見えで漕ぐ舟やある
10
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浅草大将
ゆく夏をつくつく惜しと鳴く蝉の声も微かに秋を告げつつ
31
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浅草大将
草の陰いつしか秋をさきがけてひそかに夏をこすもすの花
22
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浅草大将
流さるる儘こそよしか難波江のあしたも知れぬ我が身ながらに
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