紫乃のお気に入りの歌一覧
逢
心まで亡くなることを「忘れる」と言うんだ わたしを覚えていてね
31
もっと見る
垂々
音のない「またね」車窓を曇らせて 3番線のドア閉まります
40
もっと見る
三沢左右
僕だけの明日をあなたの幸せに染め変えてゆく白い好日
18
もっと見る
ライテウ
ほんとうの気持ち 真水にとけていく 柔らかな手で受けとめてくれ
6
もっと見る
氷魚
ささくれを止せばいいのにはぎ取って肉の赤さをずっと見ている
14
もっと見る
さとうはな
ひそやかな思いは告げられぬままひとりの部屋でかじるビターチョコ
13
もっと見る
垂々
枕木のとなりにはまた枕木があってかがり縫いの道をゆく
29
もっと見る
きりあ
この胸へ寄せては返す小波のひとつひとつがあなたの言葉
10
もっと見る
逢
白い色えんぴつだけがとがっててそんな正しさならいらないよ
35
もっと見る
さとうはな
あの人を思い続けるかなしさと同じ速度で海に降る雪
24
もっと見る
さとうはな
堕ちていく準備はいまだできぬまま しずかに正す制服の裾
14
もっと見る
ほたる
幸せを振り撒いている菜の花だってこんな闇夜は泣くかもしれない
12
もっと見る
ほたる
大人だし特に好きってわけじゃないチョコレートなんていらないよね、君
7
もっと見る
まるたまる
細い月覗いているよもう少し離れて歩こう暗い道でも
11
もっと見る
夜老猫
三日月を 泪の海に浮かべても 心の波は高く 抗う
4
もっと見る
菜月
恋なのか憧れなのかなんなのか解答集があればいいのに
19
もっと見る
さとうはな
夏至の夜の残像のこる屋上で檸檬ソーダー飲みほす僕ら
12
もっと見る
田中ましろ
部屋中のいらないものを捨てながらあやまってあなたを捨てたいよ
9
もっと見る
三沢左右
シャーペンの頭でなぞる手のひらに恋の一文字浮かんで消えた
24
もっと見る
はな
摩擦したところが痛い あの人と恋をするってそういうことだ
15
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[37]