しずく☆・.…。のお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
久しぶり桜のつぼみと梅の花枝でさえずるスズメの家族
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横井 信
寒起こし 土の香りが漂って寒さに耐えるつぼみ見上げる
19
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inosann
不安から御守り代わりに助手席に吾を置くなり 事故後の娘は
17
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新座の迷い人
老いてから 旅するする我が身 辛き物 迷いながらも 辿り付くかな
9
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由縁
大粒の輝く金柑店で買い もう無い実家の小粒懐かし
11
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煩悩
12月のプラネタリウム未来へと進む道で砕ける私の守護星
8
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雪柊
愛しくて解れた肌着も捨てられず君が生まれて五回目の冬
10
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雪柊
砂浜の小さな貝殻思わせる抜けた乳歯の白さ愛しく
16
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千映
もてなしの心がのぞく野沢菜の漬物に入る桜の塩漬け
14
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千映
雪解けにちらりと見える南天の紅色舞妓の紅色に似る
11
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滝川昌之
陽だまりは平等にある冬の日の老婦のひざに、抱かれた猫に
21
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可不可
寒いほど繋ぐ手と手の真中で二人の心臓ひとつに脈うつ
11
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橋本弘行
明日は夜勤です今朝こねておきますよだから夜はハンバーグでいいですか
3
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千映
懐かしき京都市電の路線図を眺めて青春振り返る夜
12
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灰色猫
ひきわりの納豆ぐるぐる混ぜてやる逆回転でびっくりさせる
22
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び わ
朝が来た寝床の中でむずむずと布団の温み吾を離さず
8
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新座の迷い人
故郷の 武隈川で 水鳥が 水鳥泳ぎ 車窓より眺がむ
6
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由縁
インフルの孫を預かる友の家 朝七時より洗濯干される
7
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由縁
亡き母は孫を持った喜びを 家前に襁褓干して表す
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詠み人知らず
蝋梅の 垣根にこぼれる 黄金のはな翳っては照る 冬の陽射しに
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