ゆべしのお気に入りの歌一覧
向日葵
いつだって満たされていたストーブの灯油は父の不器用な愛
33
もっと見る
じゃこ
君(またはなるべくかっこいい男子)、聞いて。うち今日めっちゃ泣いてん。
30
もっと見る
さとうはな
葉月萌ゆ二杯目のコーラ 淡々とフラれたことを語る友人
6
もっと見る
さとうはな
祖母見舞い水無月半ばの療養所ぬるいゼリーはオレンジ味で
6
もっと見る
さとうはな
十月の螺旋階段まん中でヘッセの詩集そっと開いて
10
もっと見る
さとうはな
潮騒を寝ころんで聴く サイダーの泡に溶けゆく七月の恋
13
もっと見る
詠み人知らず
踊る米しだいにふつふつ粥となり仕上げに七草無病息災
7
もっと見る
逢桜カイン
はしたなく寛ぐ脚に火傷あり我は其を見て毛布をかけり
3
もっと見る
逢桜カイン
裏切りしあなたは地獄に堕ちるでせう私はあなたの供養をしませう
2
もっと見る
飯田彩乃
その胸を開きて肋の檻を閉じ 君よ私の牢獄となれ
8
もっと見る
逢桜カイン
霧の舞うあかつきを待つひとときに猫を抱いて港を見に行く
7
もっと見る
逢桜カイン
数え歌唄う老婆がぼんやりとただ北を見てソ連と呟く
16
もっと見る
浅草大将
咲き初めし梅のひとつに通ふらむ軒端に近き春のはつ風
20
もっと見る
芳立
かはのみで肉はないのか改革と変革の字がやたら目立つが
7
もっと見る
田中ましろ
新しい朝が来た(もう君などで悩みはしない)希望の朝だ
7
もっと見る
きりあ
ことごとく女性を失敗した者のなま温かき子宮の動き
14
もっと見る
安奈
ジッパーもコードも会話も攻撃も噛み合わない日があっても良いよね
7
もっと見る
詠み人知らず
温度差に幸せ感じる雪の朝 銀を眺めて熱燗すする
5
もっと見る
やねうらねこ
燃え残る時間を煙となしゆきぬ煙突一本ふゆのま中に
9
もっと見る
垂々
ゆく年とくる年そしてこなければならない幸よ平等に降れ
30
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[15]