ゆべしのお気に入りの歌一覧
りこ
さばかれた魚の罪に殺されて食はれてゐるのは人人だつた
4
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わらこ
柔軟剤探す私の柔肌に薬局までの道を説く君
12
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阿房奈児
囃子の音 行き交う人の 嬌声が 次第に消えて 届く虫の音
8
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れん
デラウェアマスカット巨峰ナイアガラ神秘のつぶは秋の宝石
6
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芳立
口々にあきなる夏をうらめれば高架ホームを風ぞ通れる
14
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わらこ
夏の夜の湯舟に浸かり君を思う逆上せて咽て 君遠すぎて
3
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平 美盛
美しき 花には棘が 有るように しびれるような 君の毒舌
10
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ペニーレイン
言葉では踊れやしない夜だからブルーノートの灯りでしたキス
10
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ほたる
父逝けば母は恍惚の人となり愛の深さを羨む娘
14
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ほたる
たとえば君の最大級の裏切りを飲み込んでみるそれも快感
9
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詠み人知らず
すれ違う人ばかり増えもう恋の仕方も忘れた砂漠の女
5
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詠み人知らず
SFのこの世にあれとはげみ来て終にはうつつも夢となしつる
6
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山田美弥
いつだって私に与えられるのはひとり相撲の消化ゲームだ
5
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山田美弥
まん丸の錠剤ひとつの改革で生き抜くはめになりましたとさ
5
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薫智
何となく転がっているボール持ち君に届けよスリーポイント
10
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詠み人知らず
むせぶよな汽笛が夏に別れ告げ、水辺の声も煙となり消ゆ。
6
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三沢左右
ばらりばらと爆ぜたる夢の薪能 なにはの月に や、の一声
21
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三沢左右
あかき火と夢かの月に照らさるる能舞台こそ風しづかなれ
25
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光源氏
なみだ川つらきさだめを思ふほど竹の葉に醉ふ憂き節の里
13
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光源氏
かなしびて草の隱れに身をおけば歌を忘れぬ鈴蟲ぞ鳴く
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