はなはなのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
花きりん玄関にかざり来客をきりんのように首長く待つ
19
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詠み人知らず
秋つげるききょうの花はやさしくて紫のいろ涼しさ誘う
26
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詠み人知らず
朝顔の花の命は短くて咲きたて撮ると笑顔でこたえし
12
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ケンイチ
傷跡に瘡蓋の如き大氷河 水を主としたこの惑星の
14
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ケンイチ
夕暮れに揺蕩う金波あと先を透かして僕は幸福と云う
10
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平 美盛
猛暑日に おでんが売れる そのわけが 冷やしすぎとは エコはどうした
12
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聴雨
いとをかし君が心の中にゐて色なき風もほのめくゆふべ
20
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白亜
陰にいるから感じる光もあるさ ぼくがだれより 見守るひだまり
11
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竹本未來
しなやかに折り重なつた溜め息が 押し花として時間を止める
15
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白亜
うたを飾る場所があって よかった みてくれるあなたがいて よかった
6
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日央
月光の煌めく音を聴きながら独り寝るるを楽しむ秋夜
8
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聴雨
墨染めのゆふべに浮かぶ一粒の満ちてしたたる月の煌めき
30
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螢子
泣く空に紫陽花揺るる昼下がり心も染まる蒼のグラデーション
14
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由良
満月がおよぐ夜空は今夜だけ宇宙空間切り取ってくる
7
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光源氏
ながめわびぬ今よりほかに花は無し月は隱れど歌を忘るな
32
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葉月きらら☆
歌を詠む人ではなくてこの想いふと立ち止まる華になれたら
4
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光源氏
名月をあはれとぞ思ふ鄙の秋ころもさむしろすさび隱して
16
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浅草大将
にほ照るや湖の底より響くなり沈める鐘をつきの声はも
10
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沙羅
唯一の目印となるハナミズキ無くした恋を密かに埋める
12
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薫智
ごく普通けれど普通でいることの難しいこと普通になれぬ
12
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