舞 のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
先細る賀状の数と手書き文字また途絶えるは友のくせ字か
15
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わかばみち
ふがいない仕事したこと塊が重く重く胸塞ぐ帰路
7
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空き缶
星をみる佇みてただ星をみる君いなくてもじっとみつめる
8
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うすべに
梅の香にならぶ砂もち 初春の祈りのこもる靴底の跡
7
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千映2
鴨川の両岸に座るカップルの等間隔の仲間になりたい
6
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なぎ。
無駄にした今日の昼間を取り返すつもりで夜を駆けて臥す昼
4
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茂作
穩やかな晝の光を浴びながら 子等が遊んだ夢終ふ雪
13
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つばす
えべっさんイカで鯛釣るご利益は 家族が憩う嫁への気遣い
5
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び わ
妻干したえのきと大根良く乾き美味い味噌汁出汁に期待が
5
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望月薫
跳ねまわる 舞い上がる雪キラキラと 尻尾に落ちる 輝ける朝
2
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ひげじぃ
寒き夜は故郷に耳を置き去りて馬酔木の山に鶯を聞く
11
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夏深
まぼろしと知りつつ求む指先に淡雪のただ溶けゆくなり
8
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へし切
爺ちゃんに持っていこうと「萩の月」 孫の言葉に美味しさ一入
14
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灰色猫
水色の炎に焼かれシベリアの凍った銃に果てる人々
8
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ななかまど
深き息しているように吹く風に腹式呼吸併せてみたり
10
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び わ
庭の木々雪を払うと顔を出し有難う皆元気ですよと
8
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茂作
子ども等がたちまち作る雪だるま 目鼻かたちはピカソに負けず
15
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横井 信
凍りつく冬の田んぼを柔らかくそっと包んだ朝陽のひかり
12
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つばす
寒の入り七草粥を頂きて 疲れ胃袋一時休め
5
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ひげじぃ
鶯の初音ありし日梅の枝にきみ結びたる御籤をさがす
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