沙羅のお気に入りの歌一覧
螢子
どうなるか解らない未来待てなくて現在を一緒に生きたいのです
71
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詠み人知らず
後朝のムードも何も寝過ごして慌てて履いたパンツさかさま
9
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山桃
くりかへしとらんぽりんするあきらめはああきらめきて我の執着
22
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薫智
梅雨時の雨が増すのは半年の悔やみ流した神の涙か
10
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卯月
百道浜も室見川もないこの街で椎名林檎を独りで歌え
6
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垂々
かぎりなく一人と思う ハンドルを左にきってながれる乳房
37
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光源氏
君が行くゆふべの空よのちの世に我もいそぎて行くがさだめき
16
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垂々
「人」の字の短いほうが消息を絶った 地面がぬかるんできた
33
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聴雨
いつの日か現にせむと夢描き夢から覚めて夢のまた夢
17
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光源氏
人知れぬ深山隱れのやまぶきの蓑ひとつだに情けこもれり
17
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氷魚
受け止める度胸はこれっぽっちもないけれど避ける技術もないんだ、ごめん
9
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光源氏
もろともに契りし夜は更けにけりこの指先のあつき心地よ
12
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庭鳥
君笑う耳をそばだて産毛まで逆立てて聞く君の言葉を
7
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聴雨
終夜そぞろ降り頻く雨の糸たどりて雲居の君に逢ひたし
15
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詠み人知らず
ポケットに少しの嘘とビスケットたたいて割れて粉々になる
24
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龍翔
なまぬるい五月の風に少しだけ雨の風味をつけてみました
10
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垂々
現世では名乗れない姓ひとつあり。しなの鉄道田中駅にて。
24
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まるたまる
サンダルを履いて出掛けましょうか今日から夏と決めたことだし
30
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聴雨
枕べにほろり涙とため息とはかなき夢をたたんで眠る
32
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