メガネのお気に入りの歌一覧
さる
眼に見えて高く伸びゆくわが孫のゆく末祈る老ひゆくわれは
10
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聴雨
白き雨うす桃色の花影をうつし流るる憂き世のごとく
12
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聴雨
いづこより来たりてねぐらと定めしか吾の目の前に蛙一匹
17
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浅草大将
絶え間なく揺れて若葉は陽を乱し初夏の風吹きて止まざり
29
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浅草大将
十五歳抑さえきれない欲望が破壊し尽くすパチンコ屋のパ
25
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猿ノ丞狂介
雨に酔ひて柳の下に立ち寄れば条葉見上ぐる蛙一匹
24
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只野ハル
雨が続くらしい閉じたままの窓から金魚のように外を見る
12
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恣翁
ありがたき 千もの拍手に 惑はされ 聞こえ氣にして 歌や詠みける
48
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紫水大夫
山里をあかく塗られた汽車一兩夏のあつさをかきはけはしる
6
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島祝
龍魚の鱗のごとき雲をあふぎ今宵の月のかくるるをしる
21
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島祝
ヲタが淵湛へる水も澄み果てば底も知れるの我が身なりけり
11
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三沢左右
おほどかに咲けよひまはり大輪にうだり輝く夏をも込めて
20
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さる
虫愛ずる一人の女われにいふごらんなさいよちいさないのちを
10
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浅草大将
言の葉を常盤堅岩に茂らさば身はうたかたの露と消ぬべし
21
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光源氏
言の葉の決まりにこだはることなかれ人の心を動かすならば
15
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加祢
あららかな我の歌にも千々となる拍手いかにかささへなりしや
20
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加祢
神代よりうけ歌はれし敷島の道国歌となりて継がるる
23
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恣翁
父の日に 倅が呉れし 旅土産 鹽っぱきへしこぞ 泪の味せる
28
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恣翁
雛鳥が 遠く羽ばたく 良縁日 絶えて忘るな 父母の愛
24
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聴雨
暗闇に目を凝らすように一心にかすかな光さぐりつつゆく
15
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