滝川昌之のお気に入りの歌一覧
ななかまど
縁側に柿が一つの日暮れ来る父の記憶をたどる秋の日
9
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トウジさん
落ちる葉は色さまざまに魅せるなむ幼から長へ吾も過ぎてしか
6
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詠み人知らず
枯れ葉散る 冷える風には 逆らえず 好きで嫌いな 冬が気を濁す
3
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やまざくら
淡き恋 秘めし女神湖 水澄みて 笑み若やかな 面影の君
7
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やまざくら
暮れ残る アルプスの嶺 行く雁の 遠き旅路の 恙無くあれ
7
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ブラックバニー
鳴り響く目覚まし時計キスをして5分延長繰り返す僕
4
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葭堂
古財布 小銭の元号 見るたびに 昭和の文字が 少なくなりゆく
7
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みっさん
ベビーカーの幼子見れば離れ住む孫に重なり話しかける吾
4
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び わ
絵本観る手話で表現何時の日か実現めざし策を考え
4
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梅星
住吉の名負はば叶へよ忘れ貝よる浪にだに浮く面影ぞ
7
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はなしのぶ゙
一息に越へられずこの水溜まり去年より小さき水たまりさえ
3
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横井 信
曇天の雲の隙間の薄明かり鳥は飛び立つ初冬の夜明け
10
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うすべに
にぎやかに朝の刈田のむらすずめ 稲孫ゆらせて落穂を探す
6
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詠み人知らず
買いはしない 数字を書いて 楽しむだけ 大当たりした 小さな幸せ
2
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谷村思亜
寂しさも 地獄のような苦しみも 生きているうちの華なのだろうか
4
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みをつくし
年経れば楽しからずやのどけくも 花壇植栽いのちのつくろひ
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ななかまど
老い人になりゆくわれに戸惑いてしばし見入リぬ朝の鏡に
6
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詠み人知らず
死さえ超え ヘビ以外は 何も怖くない 自分の死さえ 遠くから見れる
3
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卓
寒梅を 見つめしあなたは息をつくどうせ散るなら花より早くと
2
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艸介
高曇り 鈍き川辺を切り裂いて 翔ぶ川蝉のその鮮やかさ
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