文麿のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
調律が合わないままの黒鍵をなだめるように雨音のする
27
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geriondc
「そんなんじゃ日が暮れちまうぞ」夕空のいったいなにが憎らしいのか
8
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みなま
生チョコが軟らかすぎたと長女しょげる秘策教える母も来た道
8
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みなま
病室の中では父と母じゃなく名前呼び合い手繋ぐ不思議
24
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みなま
二回目の入院前夜 口数の減りし夫に いよかんを剥く
34
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夏緒
寒がりの熊とふたりで北極星、北極星、と震えて眠る
9
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市川春水
自転車を放置したのも悪いけどカゴを勝手にゴミ箱にするな
9
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三連星
おめでたい今日の私のデザートは自分で買ったいちご大福
17
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あまおう
好きなとこ?反社会的ブロンドと元カノよりも強引なとこ
13
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蕗子
口きかぬ鳥来て枇杷の花を食みそのあとぢっと、ただぢっとせり
5
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蕗子
「おかえり」が照れくさいので里芋に火が通るまで 少し、れんしゅう
7
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汐
しんとした夜に寄る辺のない夢をさしこんでみる会えますように
14
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汐
つうこんのいちげきでした失望にそなえておいて正解でした
7
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詠み人知らず
土を分け迷わず伸びる根に宿る生きる力が春なのでしょう
26
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コーラ
さっきまで 寝てたし外はしずかだし 夜を儚んで ひとり入浴(おんぷ)
10
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うさぎ
「受験生終えたらあげる」の考えをすぐ吹き飛ばす「バレンタイン」よ
9
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もなca
色あせた絵本は寂し幼な子の指跡あわく宿して眠る
26
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まぽりん
言の葉はうら枯れぬるを霞立ち花紐とくる風や吹くらん
16
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ふきのとう
朝方の白き世界は北風に吹かれ消えゆく春の淡雪
15
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ふきのとう
痛みから眠れぬままに家族らを思いうかべてうつらうつらする
10
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