石川順一のお気に入りの歌一覧
半格斎
枝もみじ隠して山の端入り日色 今日も終えり秋の夕暮れ
21
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夕夏
どんぶりこおいけにはまったどんぐりにきぼうとたみはさあたいへん
6
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ながさき
東天に 真珠の涙 浮いていた 虫の音だけが 響く夜空に
29
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夕夏
あなたへのうたとどかぬとしるほどにわたしはいまにかなりやになる
4
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只野ハル
半袖のシャツで風切る自転車で稲を刈るコンバインを追い越す
9
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只野ハル
三年過ぎ故郷に錦飾れねば鈴鹿の里に秋風の吹く
19
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葱りんと
透き通る ビー玉みたいな 見えぬ目で 私を見てる 綺麗だとても
14
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半格斎
山肌の彩る錦縫うがごと 湯けむりただよう蒸ノ湯の秋
23
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ラベンダー
マニキュアを うまく塗れない 自分では 女性の皆さん 思いませんか?
17
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葱りんと
体拭き 足拭き尻拭き 家に入れ 一夜を過ごす 暖かかろう
13
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葱りんと
獣医師に 翌日こってり 怒られる 「病気対策 始めはケージで」
12
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夢士
天高く柴あお青と秋の日に昔忘れじシニアの集ひ
15
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関山里桜
悪童の顔で覗かす舌先の紅の無闇になまめいており
14
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秋日好
造り置きし枷もがく妹をギロチンで泡に帰す血の愛もあんめり
10
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秋日好
日本には再誘導してミサイルを発射地点に戻す技術が
10
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灰色猫
その痛いトリガーを引く衝動をだれかに告白できなかったの
17
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灰色猫
野良社会しぶとく生きてゆくための猫にどなたか逞しき名を
22
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灰色猫
まだ僕は帰れる場所があるんだねいつでも君と出会える山河が
15
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灰色猫
煌々とキャンドルの火に若き日のあなたの面影ゆらめいており
15
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灰色猫
真白なる蕎麦花乱る畦道の祖父の遺骨の弔いの列
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