夢士のお気に入りの歌一覧
葱りんと
帰り道 娘と大きな 月を見た お手々つないで まあるい気持ちで
17
もっと見る
己利善慮鬼
涙こそ海の全てと言うならば溺れてしまえ舟人の恋
6
もっと見る
只野ハル
閉じられた世界の中で繰り返す積み木遊びのように詠えば
18
もっと見る
桐生賄
明日、初の 母の車の 運転を 吾は助手席 監督なりて
12
もっと見る
恣翁
さざめきに 美女見失ひ 振り向けば あでやかに 香の火影にぞ在る
22
もっと見る
デラモルテ
小望月見えぬ雨雲覆われて冬思い出す肌寒き夜
10
もっと見る
麻
心あてに 引かばや引かむ 梓弓 恋の女神を 然と射止めよ
10
もっと見る
朧月
とまらせてくれぬかと枝に鵯一羽白き梅咲く長閑な春に
16
もっと見る
麻
波の音を静かに刻む瀬戸内のしずむ夕日にほのか梅の香
19
もっと見る
詠み人知らず
同じ駅おなじ路線の列車でも 赴任地ゆきは 寒々として
23
もっと見る
月虹
この野辺を埋め尽くすらしタンポポの一斉飛行を夢見る二月
281
もっと見る
己利善慮鬼
青かりし空には今や白詰の草を集めて雨宿りする
5
もっと見る
千映
雪解けの庭に現る枯松葉V字に見えるいいこと欲しい
10
もっと見る
falcon
東風かをりひとの行き交ふ山端にこころづくしの花散り初むる
17
もっと見る
朧月
気取らないやさしい歌を詠みたくて今日も見上げる春の大空
21
もっと見る
林林
「引き菓子は私が作る」法事への光ひとすじ少女の瞳
15
もっと見る
詠み人知らず
美しい光りがあれば育ちたる手塩にかける人なき花も
25
もっと見る
林林
春近し水栽培の長葱に緑の小さな蕾ふくらむ
23
もっと見る
野々花
風吹けば風吹くままにふわふわとあなたの街まで旅してみたい
23
もっと見る
千映
山茶花の蕾で残る五六輪「春が来てるよ」そっと耳打ち
13
もっと見る
[1]
<<
958
|
959
|
960
|
961
|
962
|
963
|
964
|
965
|
966
|
967
|
968
>>
[1488]