詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
厭はねば時はつれなく過ぎゆけど誰かは老いを恨み侘びたる
16
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へし切
冬きぬと木枯らし吹けば庭の垣さざんかの花散りつくしたり
20
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灰色猫
病床の侘び寝なれども夢見るは枯野を駆くる芭蕉の夢ぞ
21
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灰色猫
自転車の後ろに夏と初恋を乗っけてゆこう青い海まで
23
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横井 信
降る霜は朝陽を浴びて踊り出し寝ぼけた僕の夢を連れ去る
14
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横井 信
上弦の月は優しく傾いて会議の続く窓を横切る
19
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横井 信
空気澄み雪化粧する御嶽を遠くに眺め吐く白い息
10
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しずく☆・.…。
凛とした 師走の朝の 陽は低く 白く輝く 都市へ旅立つ
20
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横井 信
木々眠る遠くの山で人知れず生まれた雲は空へと昇る
11
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横井 信
さみしさに冬の野原を駆け抜けて草の香りはほのかに届く
11
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幸子
あの雲はまだいるだろかいつまでも夕闇にともる灯り眺めてた
11
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コタロー
山茶花の花は散るらん薄紅の色に混じりて仄かに白し
8
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コタロー
冬の池の搖れる波間に鳰一羽潛りば仄と外れて浮かぶ
3
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藍子
母亡くし独り暮らしの父の為柿を剥いてる我が手の包丁
18
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コタロー
寒風の荒々しさに芒搖れ鳥の鳴き聲疎らなりけり
6
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コタロー
手水場の冷えたる水に手を清め母を想ひて兩手を合はす
11
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へし切
しあわせなともに暮らした思い出が消えないように君は生きてる
18
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横井 信
新月の静かな夜の風に舞う木の葉の聲はそっとささやく
15
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横井 信
木々揺する冷たい風に身をさらし鳥は仲間とこずえで眠る
10
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灰色猫
ひととせの募る想いや花ひらく白き吐息の月下美人よ
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