詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夕夏
うけとめているのにあなたどんかんでどこかまぬけでまどろっこしい
3
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へし切
静夜のさし入る影は冴え冴えと地上の霜を見たるに似たり
21
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夕夏
おもいしかとうけとめてようけとめていつもはぐらかしているじゃない
3
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夢士
柔らかき窓の明かりにふと目覚む吾の声天に届き雲去る
16
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うすべに
梅かおる 月見の山の春がすみ 昔の人も見た海の色
15
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由縁
夕刻になれば故障をする機械 子どもが駄々をこねるを真似て
5
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小林道憲
セピア色の写真ばかりのアルバムを日ごと見ている歳老いた母
4
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可不可
俺たちを見せつけようぜ 見あげても 隠れてくれたスーパームーン
7
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inosann
菓子袋やぶいて想う母の事 お尻から開ける吾の仕草に
20
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ななかまど
あたたかくなりましたねと春障子影のうごきて足音の行く
6
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滝川昌之
朝刊を手渡すバイクの青年が指す西空のスーパームーン
21
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詠み人知らず
暖かな陽だまり揺らし春一番花たち虫たちみんな起きてね
12
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恣翁
片肌に 薄く眼を閉ぢ 横座りしたる女や 何想ふらむ
16
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秋日好
二十年たったと思う缶詰のベイクド・ビーンズ美味しい夜に
14
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千映
ケンケンパ 身軽に出来たゴム飛びも過去はどんどん嘘っぽくなる
12
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へし切
年ふれど忘らるまじき面影のひと日も君をかけぬ日はなし
24
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夢士
近づきて微笑み交わす望の月覆い隠さる意地悪あま雲
16
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KEN
春隣 淡雪の間の 月燈り 心にふふむ 蕾寫せば
19
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夕夏
きょうちょうをとれないわたしいざとなりいっせっんかくすみえないかべが
5
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横井 信
柔らかな調べとなりて春雨は渇いた街をやさしく包む
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