青き銀椀のお気に入りの歌一覧
灰色猫
紅き目の炎ゆらめくウィザードは不死なる竜を召喚しおり
16
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横井 信
明け方の雨はしずかに草花の目覚めを誘うやさしいリズム
12
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夕夏
げーむびょうにんちされたとよむひとのねっといぞんはうつりたもうか
1
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ななかまど
夕やけを縦に透きたり夏やなぎ堀に映りし小江戸の佐原
4
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滝川昌之
黒南風が集める雲はまだ薄く気長に待つと籠るマイマイ
16
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灰色猫
長らくに耕す者もなくなりし休耕田を慰むる雨
22
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詠み人知らず
五月雨て門燈仄かに潤みたる遠く夏山霞たなびく
11
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灰色猫
バス停に葉っぱの傘が置いてあるきっとトトロが待っていたんだ
17
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横井 信
焼けるよな日差しの朝になけなしのゆとりが少し削られていく
16
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KEN
ながらえて 今ある幸を 語る聲 宮の緑の そよ風に透け
13
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ななかまど
雲を刺すごとく天へと松の芯摘まれしあとの無口なことよ
4
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コタロー
薫風を割つてバイクで走りたる街の風景流れて消える
10
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へし切
真言に涼をもとめる猛暑かな「おんばさらだるまきりくそわか」
19
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び わ
エーアイの囲碁鑑定で初段得るこれから励む勇気湧き出る
4
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恣翁
青紅葉 流れも敢へぬ笧に 夏の日 漸う暮れ果つるかも
18
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KEN
月出でて ほのうつすかな みほとけの か細き肩の 葉櫻の影
15
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横井 信
夢に聞く風の歌声さわやかに疲れがそっとほどけて消える
12
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横井 信
新しいイグサのラグに寝転んで風を楽しむ午後のまどろみ
12
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コタロー
大佛の柔和な顏が世の中の全てを見つめ微笑んでゐる
10
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滝川昌之
風向きで潮の匂いのする窓は夏ごと錆どめ塗り直す窓
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