詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大野 冨士子
去る人も来る人もあるこの部屋は ところてん突き または人生
115
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藍子
世の中に取り残された日々続く焦りは無いが無為に時過ぎ
20
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夢士
白壁に映る夕陽の数かぞえ過ごせし昔いま蘇る
23
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詠み人知らず
じゃんがらのラーメン啜り君は言う辛口叩く君も好きだよ
20
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kingface
我が夏の拙き短歌(うた)はかりそめの生きし証のひとつならまし
7
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藤久崇
釈迦牟尼も 竜女も生りし 天竺に なんぞ女のよく 苦しむのある
14
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滝川昌之
週末の雨が冷たい海の家 丸めた葦簀に溜め息の渦
23
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詠み人知らず
ヒグラシの夕闇誘う稲荷森 狐の睨む悪は何処に
13
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へし切
赤々と命を燃やし逞しく不毛の地にも咲く花はある
30
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石川順一
口ひげを二度目剃る時怪我をする安全剃刀信用できぬ
13
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inosann
起きるとき耳石の具合を推し量る今日を占う祈りにも似て
25
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藤久崇
まち守りに いざや飛びゆけ 唐燕 飯に纏わる 蝿の摺るとも
13
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まあさ
昨日とは 和音が違う 蝉時雨 ニューフェイス君も 頑張っている
20
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大野 冨士子
冷房を落として窓を全開し 騒音たちと 共鳴しよう
58
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林林
一日に一分だけでもご自身の躰の声に耳をすまして
19
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林林
子どもらに見つめられてる身を正し絵本の棚を丁寧に拭く
23
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び わ
気をつけて周りの車びゅんびゅんと気を緩めると「おお」事故のもと
9
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灰色猫
心臓がひとつの桃である夜に真白き肌は蜜にあえいで
19
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灰色猫
世の中に裏切られては泣いた夜憧れだけがただ優しくて
20
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灰色猫
安らかな孤独はまるで羽のよう優しい夜に祝福は降る
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