詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
冬晴の公園一人少年がバスケットボールシュートしてゐる
7
もっと見る
コタロー
一本の電話の聲が優しくて雲の浮ゐたる今日の青空
12
もっと見る
詠み人知らず
この世からハゲがなくなる育毛剤ないのも美だと俺は思うが
7
もっと見る
コタロー
冬晴を窓の中より猫の顏うちの虎猫どうしてるかな
4
もっと見る
新月
君色に 染まることすら 厭わないそんな私は 白いキャンバス
8
もっと見る
山崎ふゆ彦
魚鷹に鷲掴みされ飛ぶさかな眼に涙して空を眺むる
7
もっと見る
山崎ふゆ彦
ばあさんの声きれぎれに聞こえくる冬田の風に蝋梅のかおり
9
もっと見る
ななかまど
薄日さす森に楽しく冬木立雪に樹影の遊ぶ仕草よ
15
もっと見る
千映
冬空に吾の嘆きを聞いてもらう最後にため息ふぅと出る午後
16
もっと見る
藍子
煙突も無くてサンタも困るだろうそりに乗っても行く先分からず
14
もっと見る
秋日好
人生の選択ミスではないことを自認したくてゲーム理論読む
14
もっと見る
夢士
大地には寒波到来師走の夜我らが庵は子嵐の来る
17
もっと見る
灰色猫
七夕の逢瀬をつなぐかささぎはひととせかけてつばさ繕い
19
もっと見る
逢桜カイン
拗らせず 済まばよかれと 眺む夜 乙女の病 いまだ治らず
3
もっと見る
秋日好
寝なさいと追われる淋しさ 哀愁を教えてくれたホルスト木星
15
もっと見る
秋日好
華やかなツリーの影のキーボード引っ張り出さないほうがよかった
14
もっと見る
己利善慮鬼
崩れゆく世界に今日も僕たちは愛するための名前を付ける
9
もっと見る
詠み人知らず
ひとりごはん いつも貧乏くさいけど ちょっと贅沢 牡蠣のポタージュ
11
もっと見る
詠み人知らず
先輩をきみも好きだと露知らず散々惚気た申し訳なさ
7
もっと見る
詠み人知らず
独特の鉄の匂いの経血に己が女体の神秘ぞ覚ゆる
9
もっと見る
[1]
<<
85
|
86
|
87
|
88
|
89
|
90
|
91
|
92
|
93
|
94
|
95
>>
[120]