のぶのお気に入りの歌一覧
うすべに
やまざくら降りだす雨に枝うつり からだふるわせうぐいすの鳴く
11
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滝川昌之
よちよちの歩みも大人のレベルです雨季前に這うカタツムリのベビー
16
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滝川昌之
ゴビ砂漠あたりから来た珍客は白い車を薄黄に覆う
17
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杜鵑草
幾難の坂はあれども蒼天の一朶の雲を目指し登らむ
12
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かを3
加速する老いに抗い苗木植ゆ三年先に実るかミカン
5
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詠み人知らず
家の軒に 巣くふ燕わたり來す にほてる冲の廣き海原
3
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うすべに
おだやかな春雨ながめ憩う鹿 こまかい紅のまつげにとまる
11
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ななかまど
去年の種持てる喜び春の土おこしつつ嗅ぐ大地の匂い
19
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ひな ろくろう
晝休みなれば地べたに胡座かきスマホに見入る職人ふたり
7
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横井 信
どうしよう次の一歩を迷いつつ春の朝陽にに向かって歩く
13
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茂作
顏と顏よせて孫畫く繪を見るや ピカソに負けぬジジババの顏
18
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つばす
渡り来たツバメのつがい早々と 疲れにめげず巣作り始む
8
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へし切
戦とて誰が望みて死に行くか平和の在るは散華の上に
271
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トウジさん
山間の残る桜に思ひはせ虚空に映る在りし日の君
13
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野々花
モナリザに習ったような微笑みの母の遺影に届く冬の陽
106
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広葉樹
将来の見通し悪しき此の国の明日の予報は雨のち黄砂
12
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しきしま
春霞立たぬ深山のよく見えて少しく夏の来る心地する
14
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ななかまど
短針が長針に追い越されるとき人の若老おもうことあり
18
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滝川昌之
褪せてない家具をずらした畳には当時の家族のかたちが残り
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里香
復讐のような日記を書いてきた 光のようだと君が言うまで
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