Proverbeのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
ネクタイの結び目ごとく俺流の型になった妻ぞ愛しき
11
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ななかまど
体内の目覚まし時計に起こされて思い出しおり十代の朝
10
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ながさき
本覚の 栖(すみか)離れて いずくにぞ 楽しみありや みな苦なるべし
8
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へし切
冬の陽は 枯れ木を透かし斑色 風に戯る幼子の上に
14
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緒川みるな
けふもまた素知らぬやうに日は昇る春の温みを心待ちにし
7
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みっさん
長引ける君の入院にいや増さりて慕はしきかなわが半身よ
5
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里香
俳句から 短歌、ポエムと広がって 承認欲求、証明欲求
5
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び わ
屋根照らし太陽薄く西の空今日の無事故を感謝し送る
5
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茂作
故郷の冬の思ひ出手洗ひの 氷に驚き母を呼ぶ朝
12
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うすべに
ささやかにまだ来ぬ春を呼ぶ花火 輪廻ことほぐ紅蓮の炎
6
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ガビー
受験期の眠りは僕の解放区 バスを何回乗り過ごしても
3
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滝川昌之
俺が来て話題を変える同僚は内示を受けた俺のポストの
13
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うすべに
しとしとと枯れ葉の池にすべり台 手すりに貼りつく小さなマスク
8
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ななかまど
機関車の後に従う貨車たちのようにワクチン接種の列は
12
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灰色猫
帰れない場所へと帰る我が妹と涙もろとも正義を振るう
8
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灰色猫
夏は来る素朴に咲きし紫草の万の花は春に吹かれて
8
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へし切
軽症と侮り難き オミクロン 移るべからず 移すべからず
9
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詠み人知らず
情熱は埋み火になり時を経て凍てつきもはや感覚も無く
3
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び わ
あなた歳七八歳いいですかそれでは君は七六歳
5
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茂作
ほんたうは好きだよなんて云へなくて 仲良し以上になれない君は
11
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