詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
流れ星夜空に探し願い事ただただ祈る孫子の幸を
28
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コーヤ
ふり向けばあなたの笑顔そこにあり黄色輝くひまわりの花
23
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コーヤ
懐かしい曼珠沙華群れ咲く野辺を走り廻った遠き日浮かぶ
15
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桐生賄
何時ぶりか 線香花火の 閃光に 子が幼き日の 記憶が浮かび
19
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リクシアナ
閑散の街を塒に嘴細の鴉まどろむ色なき夜明け
20
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是瓜
祖父母との 旅の約束果たせずに 旅先で一人、土産を探す
8
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灰色猫
夏の午後風鈴から鳴り渡るとても清しい氷河期の風
25
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林林
甥っ子の人生初の墓参りパパの抱っこで終始眠れり
18
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林林
盆提灯組み立てながら和の紙の風合いを聴く子らの指先
23
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林林
墓石に刻まれた名を辿りゆくどの人生も尊くありし
17
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くらら
川底で 流れに抗う こともせず 梅花藻はただ たおやかに咲く
20
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詠み人知らず
メダル咲くリオの五輪の八月は頑張リズムにやる氣を戴く
10
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詠み人知らず
菩提寺の高野涼しき朝の墓に無言の中に語り合ひたり
12
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林林
迎え火の夜は花火を手に持ちて御霊と語るそれぞれのとき
22
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くらら
雑草は 踏まれてもなお 黙々と 葉はより高く 根はより深く
14
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千映
孫三人お盆玉あげる楽しみと喜ぶ顔の嬉しさ見たさ
10
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Chico
なんでだろう たった三十一文字で泣かされている 泣くよ うたのわ
20
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秋日好
丸々とロックグラスに内接す氷の玉に渦巻く琥珀
16
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秋日好
初夏の過ち傷は何時迄とグラス傾く氷の軋む
13
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絮谷新
灯り消し宵のふけゆく時の音を聞けば待ち人夢のものかは
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