本能寺のお気に入りの歌一覧
コーヤ
萩、ススキ 花器に生けられ 彩りで秋の風情で おもてなしする
13
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野々花
朝焼けの空に寄り添う彼岸花泣いてもいいかと呟くように
12
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まぽりん
もろひとの三十一文字の言の葉を結びかざれる萩の花群
29
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へし切
無情にも雨はふるふる被災地のひとの哀れを思ふ今日の日
22
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もり
パンプスのなかにざらつく砂残り夏の別れは淡く胸刺す
15
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野々花
迷いなく爪切る夜の静けさがまるめたせなにズシリと重い
10
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桐生賄
髪を切り たんぽぽ川村 似ていると 子供達言う 自覚あるけど
8
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詠み人知らず
須く他人の不幸は密の味 見られるときの 僕は蜂蜜
13
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詠み人知らず
「しん」という音の充満した部屋の ドアを開ければ 流れ出る僕
15
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へし切
おいでよと 妹が手を振る夢の中 まだまだ黄泉には 行けぬ吾かな
20
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野々花
傍らに寂しき色を漂わせ貴女は誰を想って泣くの?
8
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桐生賄
秋雨に 負けじと耐えて 白き薔薇 首をもたげて 雨止むを待つ
12
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千映
人生の場面場面で 沢山の人に守られ 暮らせる幸せ
11
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大さん
傘の波逆らいながらずぶぬれで笑い合ってた雨の思い出
6
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へし切
誰とても下血のあれば恐ろしく思ひ惑ひぬ吾が身とあれば
16
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大さん
夕闇が落ちた路地裏、鳴く子猫、集会はどこ?集会はどこ?
7
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恣翁
乙女子は 己が汚れを 黒き血のダリヤにも見て 安堵の息吐く
13
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詠み人知らず
がらんどう誰の小説だったろう きみ次第では 僕もそうなる
9
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コーヤ
金木犀散りゆく庭に雨激し水に香のせてあなたのもとへ
13
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野々花
二人でも寂しい夜はあるものねポツリポツリと雨垂れを聞く
15
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