ラベンダーのお気に入りの歌一覧
サヤ
定年後田舎で暮らすという人の体力自慢を聞く昼下がり
11
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藍鼠
星に変わり電燈ひかる夜の今もピーターパンを探してしまう
4
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大上
豐穰の黄金搖蕩ふ秋の田に役を果たしてうち休みけり
11
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石川順一
雲多き空には鳥さえ飛ばぬのに地上の人はぞろぞろ動く
15
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詠み人知らず
ジャドールの 残り香嗅ぎて 妻浮かぶ 家を思うも ここはキャバクラ
5
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ふじこ
雪積もり星渡る夜は藍をとき津軽の里は青に染まるる
15
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とはと
姪が請う結びの長さ易く取り母たる姉が梨を置く音
8
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大野 冨士子
偽善者を瞬時に見抜く才があり 故に一人の 友だちもなし
35
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詠み人知らず
睫毛より コンタクトより 映えるのは 眉にも赤さす 美しい人
5
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滝川昌之
鑑賞のためにだけあるカボチャには スープになれない怒りのマスク
24
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大上
我先と染まる木々こそ待ち遠し今年の山もせめぐ先驅け
8
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洩矢転石
天気雨。ずるいよきみは前髪をちょっと切ったら幸せなんて
8
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秋日好
好き過ぎて秋は苦手だ一葉だけ摘み取り見せる楓の紅さ
18
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日置鳩子
人知れず追憶の河に漕ぎ出でそっと棹さすかなしき船頭
17
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半格斎
ななかまど街路に紅き実をつけて 先んじて秋を我がものとする
24
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詠み人知らず
記憶呼ぶ 夜の東名 天の川 声殺し泣く くわえ煙草の母
5
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石川順一
藤の木は夏も咲きます秋も咲き藤の実が出来繁茂して居る
16
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恣翁
凝然と 目を瞑りたれば 天の川 流れの音さへ聞こえけるらむ
16
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灰色猫
傷つけて傷つけあって育んだ想いを越えて夫婦になろう
16
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灰色猫
宵闇の冴える瞳を無理矢理に数多の薬で眠りに落とす
17
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