詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
あちこちの蝉のビートに舞い上がるトンボの見てる緑の世界
13
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横井 信
ふんわりと満ちて行く月 金星と色を増してく夏の夕暮れ
16
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ひよこ豆
炎天下 元気無くした葉の傍で生き生き輝く小さなトマト
21
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夢士
電車待つ地下のホームの脂汗筑波のガマに負けじとたらり
19
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西村 由佳里
そよ風を身に受けながら聴いている知らない国の知らない歌を
8
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煩悩
両翼の羽毛をすべてむしりつつカーネルおじさんを殴り倒す
7
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千映
暑すぎて逃げ出したいといいながら京の都に誇りと愛と
11
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恣翁
沈みぬる夜を 濛々と潜めたる垂水のごとく 火輪落ちなも
21
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千映
二合炊くご飯二夜で消化する爺婆三人元気でござる
12
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滝川昌之
雲がたつ三塁側のスタンドでブラスバンドの一喜一憂
25
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横井 信
床下にいくつも繋ぐ配線の集まり這って広がる世界
11
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横井 信
緩やかに夕日に染まる夏の夜 下弦の月もほのかに赤く
20
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詠み人知らず
国民の快感原則にあわせて作れば売るる週刊誌かな
13
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詠み人知らず
溶けあひて熱き肌に感じなも 言葉にできぬ吾の思ひを
12
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夢士
東に昇り来る月三日の月赤く染まりて太りゆく月
15
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KEN
木隱れに光の散れば百合の影たちなげく如にほふ夏かな
20
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ひよこ豆
慣れたはずそれでも寂しい夕暮れは5ミリの蜘蛛に愚痴ってもみる
21
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詠み人知らず
リアルでは怪我した足もゲームでは神官乙女の健脚となり
8
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煩悩
風呂あがりの夏の素肌にそよぐジョン・レノンの平和の息吹
7
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千映
自由とはやるべきことをやった後余白に絵や文字描くが如く
15
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