横井 信のお気に入りの歌一覧
蔓葵
ささの葉にむすぶひと夜の夢絶えて秋とも見えず明くるしののめ
13
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柊+
心にはひとつ大きな墓があり 時に供える折々の花
14
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詠み人知らず
懐かしい 道を歩いて 二人きり いたわるように 背中をさする
7
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里香
泣き虫で 二十一時が 夜ふかしで おままごとでは 背伸びしたころ
8
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つばす
亡き母の上がらない肩その足が 彼の地でスキップしているといいね
2
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可不可
大雨のニュースに眉ひそめつつ 降るなら他処で 本音のみこみ
7
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縫
君の奏でた音色など本当は覚えていないことを憶えている
3
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滝川昌之
災害の映像からかご近所か緊急車両の音が重なる
12
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夕夏
せんりゅうにぺけぽんはいくにぷればとたんかになにかぺけやあればと
1
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うすべに
震わせて 風に転がる蝉の翅 小さな穴に水流れ込む
8
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橘
さめざめと降りくる雨は諦めの悪い女の恨み言なみ
7
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ななかまど
水底の小石に映る湧き水の産まれる音と生まれる光り
14
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つばす
長雨にパックリ割れたトマト見て ひと夏の終わりを知った時
4
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夕夏
ちちははのくんよみたりぬふぼのおんかえされざればあこにあたえむ
1
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へし切
盆の来ば今年も君にまた逢える夏の終わりの恋しぐれかな
15
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詠み人知らず
盆に帰す 寝る度夢に 亡き友が 様子伺い 嬉しげに話す
4
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望月薫
真夜中の踊る風神雷神に目を開き待つ初秋の夜明け
6
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音弥
湿っぽい重い大気を突っ切って朝風呂の為の早朝ジョギング
7
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葛城
長梅雨のあとの短き夏過ぎてはや秋雨に垂れこめし日々
16
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恣翁
ベネティアの過去の岸辺に 沿ひて行る舟に 時代の活気偲はゆ
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