横井 信のお気に入りの歌一覧
桃山
空腹の為に七日は長けれど慣れさす為に強いて続ける
7
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葛城
日も月も分厚き雲に閉ざされて今が日暮れか明けか分からず
12
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坩堝
十六夜の赤い月出て目を射れば怪しき魔力我に宿れり
5
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び わ
豪雨つき息子夫婦の会議へと苦しい経営耐えて学べや
6
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KEN
荒栲の 雲の衣を 剥ぐ月が 少し歪みて 秋語りけり
15
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千映2
遥々と薩摩の国から新米が米の産地に乗り込む度胸
5
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うすべに
乾く陽についと途絶えるせみの声 淡く色づくむらさきしきぶ
9
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詠み人知らず
熱燗に 祖父と縁側 将棋さし 秋をつまみに 待ったをかける
6
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武蔵野
毎年の 夏の終りに 聴く曲は さよなら夏の もどかしい詩
9
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滝川昌之
同じ夢 何度も届かぬ 手の先に 繋ぎ留めたい 者たちがいる
15
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ななかまど
拡がれるブレイクスルー秋くると紫ふかき竜胆の花
8
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こぐまじゅんこ
はるくんが作って飛んだシャボン玉幼子たちが追いかけ遊ぶ
2
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坩堝
夜の浜花火見つめる君を見て僕の心はあの満つる月
5
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橘
いまいまし希望公休差し替えで月曜という日の出勤となり
5
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千映2
とげとげし心が楕円になるころに人みな可愛い幼子に返る
6
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へし切
生きおれば自ずと老いて暮れてゆくひと日ひと日を愛しむ夕べ
12
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音弥
沈黙のレガシー現るホコリのけ磨けば光るポテンシャル ツースト
8
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恣翁
呆けぬがに 机の縁に肘をつき 覚えず噛める親指の爪
10
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桃山
昼さえも雲の切れ間はなき日々に星流れしかいずこの空に
6
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葛城
庭に撒く古い麹を今朝も又野鳩のつがひ鳴きつついばむ
10
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