ころすけのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
さらさらと星の破片が空き瓶へ積もるあなたに再び逢えば
10
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リンダ
一升瓶抱えて眠る夫またぎ泣き止まぬ子をあやしておりぬ
10
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杏子
窓ガラス 叩く風とて 心浮く画面の向こう 春の選抜
8
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杏子
食べられず 打ち捨てられし 大根の重なりあいて 土に還りぬ
14
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れん
ほんとうってどこにあるのか貴方のと我のほんとう果てしないこと
8
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れん
午前5時ミルク飲み干し月仰ぐ愛しいひとよ健やかですか
13
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れん
青い文字空へと返す愛と哀背にくちづけて永続を詠む
18
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詠み人知らず
香水瓶一本分の官能を記憶している鏡台の隅
23
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杏子
脆弱な枝に ふんわり 梅の花手を延べ 春呼ぶ 精一杯に
6
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まるたまる
あやしげな地下専門店で買い求む一番小さな瓶の媚薬を
8
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芳立
わたつみの玉のきらめきひとつぶにこめにし文の瓶づめの夏
11
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薫智
絶対と言えることなどひとつだけ人は必ず死ぬということ
13
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山桃
幼な児の泣いて叫びて駄々こぬはいかなる荒ぶる神にやあらむ
4
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悠々
ビール瓶が凶器に変わる時代には男はみんな覚悟して呑んだよ
12
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たんぽぽすずめ。
演奏で叫び真水をポワゾンに変えた小瓶を君へあげたし
7
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詠み人知らず
うたのわで出會ひし方はだれもみな見えない絲でつながりてをり
18
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リンダ
お互いの揺れる気持ちを知っている桜の蕾ふくらみを増す
18
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垂々
「不適切」は適切なワケがない時に使える大変適切な語句
7
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まるたまる
ぬばたまの夜のふけゆけば何処にか青い魚の群れはしじまに
12
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ほたる
化粧水 頬をうなじを潤せば君の名残も我が皮膚となる
4
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