詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
南美帆
哀しみを皆それぞれに背負うなら日なたを向いて走り続ける
6
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遠井 海
袖口にいびつな柚子を忍ばせて未来と対峙する十八歳
5
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如月弥生
愛告ぐることは 愛されたきことを告ぐることなりき 雨夜の気づき
9
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inosann
願い事われの心のスクリーンに映せてあげたらと思う客宅
11
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詠み人知らず
字余りと字足らず足して二で割って 夫婦よくなるそんなものかな
15
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夢士
朝夕に母の手作り味噌の味としを重ねて忘ることなし
5
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へし切
将来を左右するとかしないとかあれこれ悩む試練とあれば
10
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へし切
老いぬれば時は虚しく過ぎゆきぬ妹が偲ぶる思ひはしげきも
23
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ゆうくん
白薔薇の 吐息一輪 街に降る 君の言葉を 雪と名づけて
10
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詠み人知らず
僕たちは油の切れた関節を 減らしながも まだ生きたいの
10
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あんこ
降り積もる雪がいつかは溶けるよにつのる想いも消えるでしょうか
9
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からしニコフ
みえるけどみえない人にされている そういう人がささえる日常
7
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inosann
吾が思い客の心のスクリーンにどんな映像うつすんだろう?
9
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詠伝
児童らの冬休みの夢消化してピンクの煙を吐きだす校舎
6
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イマココ
更生の 文字を一つに合わすれば 甦 ああそういうことか
24
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イマココ
一人ゐて 昼食にせしは 丸ごとのグレープフルーツ 寂しき酸味
4
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詠み人知らず
僕たちの深い悩みの種を撒き きれいな花が咲いたらいいな
20
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紫草
雪の咲く火曜の朝も火を熾し猫に餌やり弁当つめる
18
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みやこうまし
「長生きはするもんですよ」語る人羨ましく見る 他人の幸せ
15
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みなま
小春日に五十一年灯し来し看板外す継ぐものもなく
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