村木美月のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
釣りに行き坊主なれども日に焼けた皺くちゃの目で父は微笑む
6
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ほたる
曖昧が言葉に、視線に染みこんだ 君の狡さと今宵の半月
6
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詠み人知らず
抱き合ってみれば足りないものばかり私も君もずっとひとりだ
8
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たんぽぽすずめ。
しあわせになりたい人はこの指にとまれとあなただけに叫んだ
8
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螢子
涙して眠れぬままに朝となり変わることなく始まる日常
11
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螢子
運命の人だと思った独りよがり貴方は別の人と歩みゆく
6
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たんぽぽすずめ。
うたのわで午前零時に開花して果てなく枯れぬあなたへ拍手
8
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みなみぐち
ふと風の香りをあまく感じたらどこかでだれか幸せであれ
24
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恋花
うたわねどしんにひめたるそのおもいいつかつたわるいつかつたえる
9
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恋花
会えぬ人会いたい人を想いつつ今日も見つめる画面の名前
6
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山本克夫
まちがえたことを空き瓶に詰めて流します 母なる海の許しあるまで
5
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でくのぼう
悲しみは心の湖に月映しあなが掬ふその日まてるや
7
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キタハラ
地球にはさみしいひととしあわせなふりをしているひとしかいない
40
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羽
あわき夢おいかけてゆく茨道はるかに霞むラビアンローズ
15
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たんぽぽすずめ。
公園の蛇口ひねれば水が出る日本はなんてしあわせなんだ
10
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詠み人知らず
古書街より連れ帰ってきた詩集から知らない誰かの痛み受け継ぐ
28
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のびのび
嫌いになる理由ならいくつかあります だから嫌いになるかは別でも
13
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のびのび
もっとちゃんと疑っておくべきだったんだ「平気」と笑った声の震えを
17
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たんぽぽすずめ。
浮き沈む自営の道に思い出す「どんな雑草でも花が咲く」
11
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たんぽぽすずめ。
恋 焦がるライオンとなり食ふはずの君の狙撃で楽になりたい
11
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